こんなメールが届きました
こんにちは。TOMOです。
2018年よりクアラルンプールに在住し、今年2月よりマレーシア株投資をしています。
現在までに43銘柄程保有しているのですが、本日愛用している楽天トレードから
New Corporate Action Subscription Entitlement
という見慣れないタイトルのメールが届いていました。
内容はザックリ
「Dividend Reinvestment Plan(配当再投資制度)
をしたいなら、アカウントにログインして設定してね」
といったものでした。
Dividend Reinvestment Plan(配当再投資制度)とは?
Dividend Reinvestment Plan(配当再投資制度)とはなんでしょうか?
野村證券の解説によると、
>保有株式の配当金を現金で受け取らず自動的に再投資する仕組み(Dividend Reinvestment Plan、DRIP)。
>米国の株式発行企業によって提供されている制度で、配当金は税引き後、そのまま株式の買い増しに充当される。
>一般的に単位株の購入に足りない分は端株で買い足され、買付(売買)手数料はかからない。
>なお、日本では本制度は導入されていない。
だそうです。
個別株というより投資信託で設定をするイメージでしたが、日本では導入されていなくアメリカでは導入されている制度のようですね。
配当を再投資することで、単利での利益を確保するのではなく複利で資産を増やしていくことができるので、良い制度のように思います。
メリットの一つに本来税金のかかる配当に対して(利益確定されないためいったんは)税金がかからないという点がありますが、マレーシア株はそもそも配当に対して税金0なので、この点は一つメリットが消されている形になりますね。
対象の銘柄は?
マレーシアでは一部銘柄でのみ導入されている制度のようで、今回は今月配当予定のメイバンク(MAYBANK BHD)に関してメールが届いていました。
メールに記載されている流れでアカウントにログインして設定ページに行くと、こんな画面が出てきました。
メイバンク以外は今のところ物理的に設定できないので、
配当再投資制度を導入している銘柄について配当をされる1週間ほど前に投資家へ連絡が届き、個別でするかしないかを決める……
という流れのようです。
今まで様々な業種の12銘柄で配当をいただいていますが、今回のメイバンクが初ということはほとんどの企業は設定していない制度なのかと推測できます。
銀行銘柄は初めてなので、もしかしたら銀行銘柄では主流とかそういうこともあるかもしれません。
色々考えて導入見送りへ
メリットデメリットを考えると、
メリット:再投資時の費用(手数料)と手間がかからない
デメリット:現金化する時に費用(手数料)と手間がかかる
といったところでしょうか。
マレーシアに住んでいながらマレーシア株投資をする場合は税金のことは考慮しなくて良いので、一番大きなところはこのくらいのように思います。
配当される少ない額で端数の株を買える、管理が面倒くさい等細かい話は色々ありますが、それほど気にする内容でもありません。
(日本のように100万円・1000万円出さないと1単元買えないといった銘柄は基本的に無いので)
では上記メリット・デメリットを見比べた時にどちらを優先するかですが、今回はデメリットの方を重視しました。
そもそも僕のマレーシア株投資の目的が配当・値上がり分を生活費にすることなので、配当を再投資することはそもそもの目的にそぐわない行為になります。
基本的には配当再投資や複利での運用は今ある資産を雪だるま式に増やすことを目的にする際に行うことなので、僕には当てはまらないという結論です。