購入した銘柄
こんにちは。2021年2月よりマレーシア株投資を始めたTOMOです。
日系の楽天トレードから銘柄を調べ購入しています。
8銘柄目となる今回僕が購入した銘柄は、MAXIS BERHADです。
ちなみに今までに購入してきた7銘柄は以下にまとめています;
ALLIANZ MALAYSIA(保険会社)
MAYBANK BHD(銀行)
MBM RESOURCES(自動車関連会社)
TENAGA NASIONAL(電力会社)
BIMB HOLDINGS(イスラム系銀行)
GENTING MYS BHD(リゾート事業会社)
MMC CORPORATION(港湾運送業)
MAXIS BERHADのデータ
概略
MAXIS BERHADの主要データは2021年3月6日現在でこんな感じです。
・業種:無線通信サービス業
・従業員数: 3559人
・時価総額: 36,142.43M RM(約9000億円)
・PER(株価収益率):26.14
・PBR(株価純資産倍率):5.12
・配当:3.46%
・公式サイト:https://www.maxis.com.my
※楽天トレードより引用
楽天トレードには「Business Summary 」という企業に対する概略があるのですが、そこの文章を日本語訳するとこうなります。
「Maxis Berhadは、マレーシアを拠点とする投資持株会社であり、電気通信業界で事業を行うMaxisGroupを管理しています。
当グループは、主に電気通信およびデジタルサービスの提供ならびにデバイスの販売に従事している。
その主な事業活動には、モバイルプリペイドおよびポストペイドサービス、固定回線サービスの提供、ネットワーク設備、その他の統合通信、デジタルおよび固定ワイヤレスインターネットブロードバンドサービスなどの関連サービスの提供が含まれます。
Maxis Berhadの子会社には、ワイヤレスマルチメディアサービスのプロバイダーであるAdvanced Wireless Technologies Sdn Bhd、全国の公衆交換電話網の運営者であり、インターネットサービスとアプリケーションのプロバイダーであるMaxis Broadband Sdn Bhd、ニッチプロジェクトのための移動体通信のオペレーターであるMaxis MobileSdn Bhdが含まれます」
※Google翻訳利用
MAXIS BERHADの直近の株価と売上のチャートはこんな感じです。
株価チャート

売上・税引後利益チャート

まとめ
楽天トレード内で「Sector」を「Telecommunications Services」に絞り時価総額順に並べた表が以下の通りです。
MAXIS(マキシス)は携帯電話事業No.1となる、日本で言うところのソフトバンクグループのような感じですね。
数社で寡占状態を作れる業界なので利益率もかなり高いのですが、売上は増加している一方で2017年の25%をピークに徐々に低下傾向にあります。
日本でも同じことが起こっているように、政府から「高すぎる(国民の経済事情に影響してしまっている)」と茶々が入ったことで値下げすることになっていることが向かい風ではあります。
(移住直後にマレーシア人から聞いた話なので、当時の消費者目線の僕としてはただ『ラッキー』という感覚でした)
それでも15%の利益率を残せているので、まだまだ安泰な企業/業界のように感じます。
数値としてはPER26超え・PBR5超えと数値は非常に悪いですが、配当は以下の通り非常に高いです。
配当推移
1回あたり3.5%程度ですが、毎年4回配当があるので計14%/年程度の配当です。
以上から「株価下がる・配当減るという前提で実質4%で回せそうか」の判断になりますが、直近2年は株価横ばいで推移している点を重視して買いの判断となりました。
PER・PBRは僕はとても重要視している指標ですが、個別事情を鑑みることも重要で、この銘柄は特殊事情がある(投資家にとって魅力が大きい)との結論です。
WifiやSIMカードの需要はどのような世界になっても今後も増えていくサービスなので、第三企業(日本で言うワイモバイル等)の誕生はリスクになりますが、その脅威がすぐに経営状況に悪影響を及ぼすことは無いだろうという推測です。
この判断、どうなるでしょうか!