購入した銘柄
こんにちは。2021年2月よりマレーシア株投資を始めたTOMOです。
日系の楽天トレードから銘柄を調べ購入しています。
14銘柄目となる今回僕が購入したのは、KUMPULAN FIMAです。
ちなみに今までに購入してきた13銘柄は以下にまとめています;
ALLIANZ MALAYSIA(保険会社)
MAYBANK BHD(銀行)
MBM RESOURCES(自動車関連会社)
TENAGA NASIONAL(電力会社)
BIMB HOLDINGS(イスラム系銀行)
GENTING MYS BHD(リゾート事業会社)
MMC CORPORATION(港湾運送業)
MAXIS BERHAD(無線通信サービス)
GAS MALAYSIA(ガス)
RANHILL UTILITI(水道)
FAVELLE FAVCO(建設機械メーカー)
Berjaya Sports Toto Berhad(スポーツTOTO)
ASTRO MALAYSIA(放送)
KUMPULAN FIMAのデータ
概略
KUMPULAN FIMAの主要データは2021年3月9日現在でこんな感じです。
・業種:商業印刷
・従業員数: 3266人
・時価総額: 519.30M RM(約130億円)
・PER(株価収益率):7.32
・PBR(株価純資産倍率):0.64
・配当:4.89%
・公式サイト:http://www.fima.com.my/
※楽天トレードより引用
楽天トレードには「Business Summary 」という企業に対する概略があるのですが、そこの文章を日本語訳するとこうなります。
「Kumpulan Fima Berhadは、投資と不動産保有に従事しています。
当社のセグメントは、製造、嵩高剤、プランテーション、食品およびその他です。
製造部門は、渡航文書、免許、その他の国内および海外市場向けのセキュリティおよび機密文書を含む、セキュリティおよび機密文書の作成および取引に関与しています。
嵩高剤セグメントは、液体および半液体製品のバルク処理と保管、および輸送とフォワーディングサービスの提供に従事しており、5つの液体バルクターミナルで運営されています。
プランテーションセグメントには、アブラヤシとパイナップルの不動産事業が含まれます。
マレーシアとインドネシアで10以上の不動産を所有し、運営しています。
食品部門は、水産加工、缶詰、食品の流通と包装に従事しています。
その他のセグメントには、投資の保有、商業用不動産の賃貸および管理、ならびに取引が含まれます。
その地理的セグメントには、マレーシア、パプアニューギニア、インドネシアが含まれます。」
※Google翻訳利用
About Usページの図を借りると以下の5項目で構成されていることが分かりやすいです。
関連企業も多くグループ構成は以下のようになっています。
ようやく慣れてきましたが、マレーシアの上場企業は小会社がホント多いですね。
Kumpulan Fima Berhadの直近の株価と売上のチャートはこんな感じです。
株価チャート
売上・税引後利益チャート
配当推移
まとめ
楽天トレードの説明では業種が「Commercial Printing Services(商業印刷)」となっていましたが、会社説明や公式HP内での業務内容を確認しても色々やっていて商業印刷がどの程度の比率になっているのかが分かりませんでした。
そこで株主向けのアニュアルレポートを確認したところ、セグメント別売上が以下のようになっていました。
セグメント別売上
多少の差はあれど4セグメントが同程度の売上というバランスの良い売上げ構成になっていました。
株価・業績ともに安定し、PERも7.32と低くPBRも0.64と低く株価も割安です。
株価もコロナで一時大暴落していますがすぐに戻り、暴落時を除けば5年間1.4~2RMの間で推移する安定ぶりです。
そして配当は毎年5%前後となっています。
以上から僕が最低限の目的としている「株価横ばいで配当4%」を安定して狙える理想的な企業と判断し購入しました。
というよりも4セグメントでバランス良く売上をなしていながら10%程度の税引き後利益率なので、今のPBRを考えると十分キャピタルゲイン(株価の上昇)も狙えるように感じています。
株価と業績が安定して高配当な銘柄は銀行や保険のような金融銘柄以外だと貴重なので、この銘柄に出会えて良かったです。
この銘柄とは長い付き合いになりそうです。