購入した銘柄

こんにちは。2021年2月よりマレーシア株投資を始めたTOMOです。


日系の楽天トレードから銘柄を調べ購入しています。


18銘柄目となる今回僕が購入したのは、AEON CREDITです。


ちなみに今までに購入してきた17銘柄は以下にまとめています;
ALLIANZ MALAYSIA(保険会社)
MAYBANK BHD(銀行)
MBM RESOURCES(自動車関連会社)
TENAGA NASIONAL(電力会社)
BIMB HOLDINGS(イスラム系銀行)
GENTING MYS BHD(リゾート事業会社)
MMC CORPORATION(港湾運送業)
MAXIS BERHAD(無線通信サービス)
GAS MALAYSIA(ガス)
RANHILL UTILITI(水道)
FAVELLE FAVCO(建設機械メーカー)
Berjaya Sports Toto Berhad(スポーツTOTO)
ASTRO MALAYSIA(放送)
KUMPULAN FIMA(商業印刷)
PETRONAS GAS(ガス)
ELK-DESA RESOUR(消費者金融)
MMB HLDGS BHD(銀行)

 

AEON CREDITのデータ


概略

AEON CREDITの主要データは2021年3月12日現在でこんな感じです。  

・業種:消費者金融
・従業員数: 3600人
・時価総額:2,988.06M RM(約750億円)
・売上:1,598.77M RM(約400億円)
・純利益:274.40M RM(約69億円)
・PER(株価収益率):10.96
・PBR(株価純資産倍率):1.70
・配当:1.96% 
・公式サイト:https://www.aeoncredit.com.my/
※楽天トレードより引用


楽天トレードには「Business Summary 」という企業に対する概略があるのですが、そこの文章を日本語訳するとこうなります。


「イオンクレジットサービス(M)Berhad(イオンクレジット)が従事しているのは、支払いスキーム、イスラム原理に基づく個人金融スキーム、およびクレジットカードビジネスの提供であり、これらはすべて消費者金融ビジネスに分類されます。
 当社は、VisaおよびMasterCardのブランド名でクレジットカードを提供しています。
 イオンエクスプレスカード、Touch’n Go Zingカード、イオンプリペイドマスターカード、サプリメンタルカードなどのイオンクレジットカードをご用意しております。
 同社は、ショッピングセンターや町に約5つの支社、60を超える支店とサービスセンターを持ち、全国に約11,000の加盟店のネットワークを持っています。
 イオンクレジットは、イオンフィナンシャルサービス株式会社(AFSJ)の子会社です。
 AFSJはクレジットカードの発行に関与しています。」
※Google翻訳利用

 

グループ構成

イオンは日系の会社なので色々調べましたが、思った以上に興味深いです。

引用:https://www.aeoncredit.co.jp/corp/about/

まず、イオングループの「総合金融事業」を務める企業としてイオンファイナンシャルサービス株式会社があります。

 

引用:https://www.aeoncredit.co.jp/corp/about/

続いてイオンファイナンシャルサービスの下に多数ある企業の一つとして、クレジットカード事業、決済サービス・プロセッシング事業を担う「イオンクレジットサービス株式会社」があります。

沿革

引用:https://www.aeonfinancial.co.jp/story

最後に、同社のマレーシアに関係する沿革部分を抽出すると、上記のように1996年の設立から9年後の2005年にノンバンク初となるクレジットカードを発行し、翌々年に上場しています。


そしてその会社の株を2021年に僕が購入しているわけですね。


「イオンの歴史」を見ると源流のひとつである会社は1758年に創業と書いてあり、どれだけ凄い歴史を持って今に繋がっているのかが垣間見えます。

 

そんなAEON CREDITの直近の株価と売上のチャートはこんな感じです。

株価チャート

引用:https://klse.i3investor.com/servlets/stk/chart/5139.jsp



売上・税引後利益チャート

引用:https://www.malaysiastock.biz/Corporate-Infomation.aspx?securityCode=5139


配当推移

 

まとめ

日系の会社というだけで目に付きましたが、想像以上に優良企業でした。


コロナ禍の2020年を除くと業績は綺麗に右肩上がりになっています。

引用:https://www.aeoncredit.com.my/ul/1590138194482_aeon_ar2020_full_report.pdf

 

そんな企業がコロナで株価を一気に落として徐々に持ち直し、下落前の水準にもうすぐ届く水準に戻ってきています。


現在PER10程度、PBR1.7は成長企業として少し割安・金融企業として少し高めか妥当と考えれば、このあたりの金額で落ち着くか成長に合わせて上昇していくかといった二択のように思えます。


どうしても消費自体が落ち込む中ですぐの業績回復は難しいと思いますが、来年の2月までにワクチン接種を行うスケジュールのためあと1年の辛抱とも言えます。


行動や消費を抑制されたマレーシア人が爆買いして株価が爆上げする。
そんな近い未来、あると思います!

 

余談

マレーシアの経済は成長中(競争過多でない)のためまだ利益率が高い会社が多く、多少利益率や売上が下がっても赤字に転落しない点が投資する上で安心できます。


マレーシアのような新興国への投資は、インフレリスクなりカントリーリスクなり色々デメリットを言われることもありますが、逆にこういったメリットも多分にあるのでバランスを見ていけば今回のイオンクレジットのように十分投資したいと思える会社も見つけられます。


もっともっと勉強して知る人ぞ知る名銘柄を見つけていきたいです。

By TOMO@KL

2018年3月に働くことを辞め、MM2H(10年滞在可能なビザ)を取得して2018年12月からマレーシアのKLCCに在住。 "他人に迷惑をかけない範囲で自由きままに生きる"をモットーに、寝たい時に寝て起きたい時に起きて好きなことをする生活をしています。いつまで続けるかは未定です。

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